《私のやりたい100のこと》
96.女子力アップに努める
美肌効果・夏バテ防止に『赤紫蘇シロップ』を初めて作ってみた
6月に入ると、いつものスーパーで 青々とした梅 が売り始められました。
今年は久々に 梅仕事 をしようと、以前から調べておいた 農家さん直売の梅 を予約しています。
あとは届くのを待つばかり。
しばらくすると、今度は 赤紫蘇 がスーパーの店頭に並びはじめました。
へー、いまでも自宅で梅干しを作る人なんているんだ、と思って車の運転をしていると、聞いていたカーラジオから
『赤紫蘇ジュースは美容効果と疲労回復にとてもいいんですって』
( ,,`・ω・´)ンンン?
家に帰って夕飯の準備をしようとしていたところ、偶然見ていたテレビで
『赤紫蘇ジュースは疲れ目や視力の向上、美肌・ダイエット効果・夏バテ防止にピッタリ!』
美肌に良い? ダイエット効果? 夏バテ防止?
そうか! 赤紫蘇って、梅干しを作るだけじゃないんだ!
あれ!?
青紫蘇って、いまやスーパーでほぼ1年中売っている印象だけど、赤紫蘇って季節限定じゃない?
先日まではいつものスーパーで見かけたけど、もう売っていないかもしれない( ;∀;)
失敗の様子も含め、初めての 赤紫蘇シロップ作り を写真多めで分かりやすく解説しています。
これを見ていただけば、おいしい赤紫蘇シロップが作れますよ。
■ 赤紫蘇は季節限定
赤紫蘇 は、梅干しを漬け込む時期だけに売られます。
需要と供給 の問題なので、青紫蘇のように年中買えるわけではないんですね。
6~7月に 梅が売られ始めたな と思ったしばらく後に
赤紫蘇が店頭に並ぶ 感じだと思います。
(いつも行くスーパーではそんなタイムラグでした)
■ ”美容効果” って具体的になに?
いままで、毎年スーパーで売られている赤紫蘇は見ています。
いまさら “美容” とか “疲労回復” とかって、具体的にどんな感じなのでしょうか?
マスコミのなんらかの 『赤紫蘇販売促進術』に引っかかっているだけではないの?
赤紫蘇の効果について、気になるワードをピックアップしてみました。
- 紫蘇の葉に含まれている香り成分は 腸をキレイにしたり、胃腸の働きを助けてくれるの 夏バテ予防 に効果的
- 豊富なβカロテンなどで アンチエイジング の期待大
- 鉄分が多いので 貧血予防
- βカロテン・カルシウムを多く含んでいるので 美肌効果
- カルシウム は代謝を促進して むくみ を取る
- 目の疲れ などに効果
- 疲労回復
単なる 美肌 だけでなく、いろいろな効果がありますね!
これはもう、作るしかないですね。
さっそく始めましょう!
■ 赤紫蘇シロップの材料
- 赤紫蘇 250g × 2束
- 氷砂糖 400g~500g (好みで)
- お酢 または レモン 150ml~200ml (今回我が家では リンゴ酢)
「氷砂糖」は、『砂糖』と書かれたレシピが多かったのですが、私は白いお砂糖(上白糖)の独特のクセが好きではないので、梅シロップを作る時と同じ「氷砂糖」を使います。
氷砂糖は溶けるのに時間がかかりますが『素材の持ち味を生かし、しつこさが無くさっぱりとした甘みに仕上がる』ので採用です。
『お酢またはレモン』は、「リンゴ酢」を使いました。理由は “良さそうだから” です。
これが吉と出るか、凶と出るかは、お楽しみです。
■ 赤紫蘇シロップの作り方
・葉と枝を取り分ける
2袋を開封してみると、結構たっぷり入っています! 大丈夫かな・・・
葉と枝を取り分けます。
親指の爪の先が紫色になりました。
・・・これが結構大変・・・
すぐに飽きます。
でもモクモクと続けます( ;∀;)
1つ目のザルがいっぱいになりました! こんなに? なんだか予想以上です。
ザルのおかわり をして、ひたすら続けます。
ここで、レシピには「赤紫蘇 250g × 2束」とありましたが、葉だけにしたところで計ってみると、350g×2 ほどありました。
・・・葉の量が多いですが、気にせずに先へ進みます。
・葉をよく水洗いする
青紫蘇と違って、赤紫蘇は色がこんな感じなので、ゴミが見つけにくいです。
溜めた水の中で赤紫蘇をよく洗います。
・鍋で煮る
先日購入したばかりの CASTPOT GoodPlus+ を使います。
とても重い鍋ですが、熱伝導率が均一なので、加熱時間が短く、ほっくりおいしく仕上がるそうです。
とはいえ、今回は煮だすだけです www
鍋に水を2リットル入れます。
ここで、感の良い方はお気づきだと思います。
私もここまで来てうすうす気づいていましたが・・・
CASTPOT GoodPlus+は、26cmのオーバルタイプ。
赤くて可愛いけど、今回の赤紫蘇総量約700gを煮出すのには、小さすぎました( ;∀;)
古い大きな鍋に変更しました。
鍋のお水(2リットル)を沸騰させます。
沸騰した鍋へ、葉だけをちぎって、水で良く洗った赤紫蘇を入れます。
ぐつぐつ湧いている鍋に、ちぎった葉を全部入れていきます。
大きな鍋に替えて良かった、と思いました!
熱が通ってくると、赤紫蘇の葉の色が鍋のお湯に移るので、葉は緑色に変わってきます。
葉を煮出す時間は、赤い葉の色が緑色になったら です。
時間にすると、5分もかからない感じです。
・葉を鍋から取り上げ、葉に残った煮汁も絞りだす
煮出しだ葉は、ボールをしたに置いたザルにあげます。煮汁がザルのしたから出てきますので、それも大事なシロップになる材料です。
ザルに広げて、冷ました赤紫蘇の葉を縛ります。
やけどをしないように気を付けます!!!
あわててやることはないので、休憩をした後でも大丈夫です。
・煮出し汁をあみなどで濾す
ここでやっと CASTPOT GoodPlus+ の出番です。
大鍋から CASTPOTに移します。
鍋を変える理由は・・・
CASTPOT をただ単に使いたいだけなので、同じ鍋を使って問題ないです。
ただ、大鍋には、赤紫蘇の葉の残りや、小さなゴミが沈んでいるので、アミなどを使ってキレイな煮汁だけを取り出します。
・氷砂糖を加える
氷砂糖を計量器で計ります。
後になってから気が付いたのですが、ここで 大きな失敗 をしています!
私の指は自信満々に 150gを指さしています。
レシピには、何g と書いてあったでしょうか?
・氷砂糖 400g~500g (好みで)
はい、私の指は何gを指しているでしょうか?
400g~500g 入れる氷砂糖を、私は 150g しか入れませんでした!!!
甘さの量が間違っていることなど知らずに、氷砂糖を加えてとろ火でゆっくりと溶かしていきます。
なべ底で「カラン、カラン」と音がするので、氷砂糖の存在が分かります。
まだ少し時間がかかりそうです。
「カラン、カラン」の音が無くなり、アミですくっても氷砂糖の存在が無くなったようなので、味見をします。
( ,,`・ω・´)ンンン?
リビングにいる主人に味見をさせると
「甘味はいいね、でも、何かが足らないような・・・」
・リンゴ酢を加える
そうそう、まだ加えるアイテムがあります。
レシピによっては、いろいろと書かれています。
- お酢
- レモン
- クエン酸
- リンゴ酢
私は、せっせとリンゴ酢を買ってしまったので、リンゴ酢 を使います。
リンゴ酢はこれから作る梅ジュースにも使うので、買ってあったものです。
リンゴ酢 150ml~200mlを赤紫蘇の煮汁に入れます。
そうです。
私は リンゴ酢150mlと 氷砂糖の量 を間違えました。
でも、味見をした主人は「甘味はいいね」と言っています。
もしも、レシピ通りに150gの3倍もの氷砂糖を入れていたらどうなっていたのか・・・
“シロップ” だから、それくらい甘くても良かったのでしょうか???
リンゴ酢を入れた直前と直後の写真です。
左が入れる前、右が入れた後です。
リンゴ酢を入れて鍋はだをかき混ぜているだけでこんなに色が変わりました!
キレイです。
・煮詰めてみる
色はキレイに仕上がりましたが、味がイマイチです。
甘味が足りないのではなく、そもそもの味が足らないんです。
仕方がないので、しばらく煮詰めてみることにしました。
すると、アクが湧いてきました。
優しくアクを取り除いていきます。
アクはほとんど取れたようです。
味が薄いと感じたので煮出すことをした結果、こんなにアクを取ることが出来ました。
煮汁は、鍋の半分まで煮詰めました。
これでぐっと味が引き締まりました。
煮出さなければ、そのままこのアクも飲んでしまっていたのかしら・・・
と思ってしまいます。
煮詰めることは、殺菌効果も高まるし(保存が効くようになる)
思いもしなかったアクもとれて良かったです。
リンゴ酢 ですが、子どもたちには不評でした。
(でももう入れちゃったし)
次回は、レモン にしようと思います。
■ 赤紫蘇シロップの保存方法
家族は「まずい!」などと言って、私しか飲まないので(妄想)この2リットル(1リットルに煮詰めます)で年内を楽しもうと思っていました。
煮詰めてビンに密閉すれば保管はできますが、ちょっと面倒くさい。
そこで、シリコンキューブで冷凍し、そのキューブをジップバッグに入れて冷凍保存しようと考えていました。
飲みたい時に、ジップバッグから欲しい数のキューブを出して、コップに入れて水で割ったり、炭酸で割ったりすれば、簡単に楽しめます!
■ まとめ
■材料
- 赤紫蘇 2束
- 氷砂糖 150gくらいからお好みで(追加可能です)
- レモン汁 (お酢、リンゴ酢、クエン酸などお好みで)
■作り方
- 赤紫蘇の葉だけを取る
- 葉を良く洗う
- 2リットルの沸騰したお湯に葉を入れる
- 葉が緑になったら火を止める
- 葉に残った煮汁も絞り出す
- 氷砂糖を加えて溶かす
- レモン汁を加える
赤紫蘇シロップの作り方は、難しいことは無いです。
お子さんと一緒に葉っぱをちぎってコトコト煮ても楽しいです。
不人気であるのをいいコトに、私だけで楽しもうとしたちころ、主人がこのシロップを「うまい、うまい」と飲みはじめ、私は 2杯だけ しか飲めませんでした!!!
赤紫蘇シロップは素晴らしい効果があるらしい
夏場の飲み物としても最高
そして作り方も簡単なので
来年はこの倍の量を作ろうと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました
👋サチ👋
コメント