EM生ゴミ発酵肥料を作ってキッチンの悪臭の元の生ゴミが激減しました!!! – 家と暮らし sachi

生ゴミゼロ計画!!!|臭う生ゴミが激減した|EM生ゴミ発酵肥料作り|生ゴミを堆肥にして野菜を育てる(*’ω’*)//

31.自分で出したゴミは自分で処分出来るようにする

《私のやりたい100のこと》
31.自分で出したゴミは自分で処分出来るようにする

生ゴミゼロ計画!!!|臭う生ゴミが激減した|EM生ゴミ発酵肥料作り|生ゴミを堆肥にして野菜を育てる(‘ω’)//

 

こんにちは サチです。

義理実家へ引越しをして、2度目の春を迎えました。

三寒四温
ヒーターが欲しくなるくらい寒い日や
真夏日と呼ばれる日があったり

しばらくぶりに義理実家へ帰ると、キッチンが
「臭っ!!!」

私が留守をしている間は、太ゴがキッチンを守ります。

ズボラかと思いきや、意外と私よりも神経質。
以前の義理実家の汚さと、それが引き起こす “虫” の恐怖を知っているからです。

先日は「キッチンのシンクが臭う」と言い始め、シンクの中を、ブリーチ浸けにしたりとか。

ところが、今回のニオイは、どうやらココらしい・・・

/キッチンのゴミ箱\

・・・ですよね(T_T)
私がいる時は、料理の時に出る “野菜くず” は、出ないのですから(‘ω’)//

夕食の度に出る “野菜くず” が、週2回のゴミ収集の日まで
キッチンのゴミ箱の中に存在するわけですから
「そりゃ、ニオイが出るよね」

どうにかして、この “野菜くず” を無くせないかっ!?

さらに
捨てるはずの “野菜くず” が “何かに使えたら” 嬉しい。

そんな欲張りな希望を数ヶ月前から試したところ
なんだか良い結果が見えてきたので、その様子をお知らせいたします。

・・・この『生ゴミゼロ計画!!!』は、YouTube動画として配信されたものを、分かりやすく解説して参ります。

28【暮らし】生ゴミゼロ計画!!!|臭う生ゴミが激減した|EM生ゴミ発酵肥料作り|生ゴミを堆肥にして野菜を育てる(‘ω’)//

■生ゴミ処理の方法 6選 そのメリットとデメリット

“生ゴミ処理の方法” って、そもそもどんなモノがあるのでしょうか?
私が思う その メリットデメリット を 挙げてみます。

 

1. 自治体の収集日に出す

メリット:  通常作業
       お金もかからず、ゴミ箱に溜めた生ゴミを、普通ゴミとして収集日に出す
デメリット: 以前のマンションでは、週3回の収集が、義理実家では、週2回
       義理実家では野外にゴミを保管する場所はなく、キッチンで保管しています
       気温が高くなると、どうしてもゴミしてしまう(T_T)箱からニオイが発生

《サチの意見》
現状、これで悩んでいます。
*義理実家地方ではゴミの収集は無料です

 

2. ディスポーザー

メリット:  流しに設置するだけで粉砕した生ゴミを
       水と一緒に下水道に流すことが出来る
       生ゴミを溜めることなく、即処理できる
デメリット: “設置“ が必要となり、かなり高額な費用がかかる
       全てのキッチンに設置出来るわけではない
       電気代、水道代がかかる
       故障の修理、劣化による交換などになったら、さらに費用がかかる
       その他、お手入れや扱いに注意が必要

《サチの意見》
海外などには、よくあるタイプですね。 映画で見たことある。
憧れるけど “お金に余裕がある方” だったら良いかも・・・
内装設計をしていたときも、飲食店で “ディスポーザー” を採用したコトが無いのは
デメリットのほうが大きくて、お客様へ提案しずらいからでした(T_T)

 

3. 生ゴミ処理機

メリット:  室内に置け、意外に小さいサイズのモノもある
デメリット: 購入費用がかかる 
       電気代も発生 処理中の時間、音、ニオイはどうなのか?
       “熱風が出る” という話もある

《サチの意見》
以前は、自治体から購入費用の助成金が出ていたことがありました。
にもかかわらず、私の周囲では「助成金を使って採用した」という話は聞きません。
さらに、私は “家電のモーターの振動” が苦手なので、設置はあり得ないかと。

 

4. コンポスト

メリット:  野外で使う大容量のモノから、室内で使えるコンパクトなモノもある
       形がオシャレなお品も多い
       モノによってサイズや価格が選べる 電気は不使用
デメリット:  “土” が必要なため室内では扱いたくない 
       冬場などは「外で土をかぶせる」はしたくない
       毎回使用する土の確保(保管)が面倒
       ”ニオイや虫が湧く” の話を聞く事もあるので心配

《サチの意見》
大地に直接設置する、枯葉や雑草なども処理できる大容量タイプから、室内でも使える不織布のバッグタイプまで、さまざまあります (リノベの家ではDIYしました!!!)
“ダンボールコンポスト” などもあるようですが、やはり「室内で土をいじる」は気になります。さらに『ニオイがゼロとは思えない!!!』というところで不採用(T_T)

 

5. キエーロ

メリット:  一度設置したら、土を追加することなく、土が増える事もない
       食べ残しのスープや油など、水分の多いものも入れられる
       貝などの硬いもの以外は、ほぼ分解される
       土以外の “資材” のようなものは不要
デメリット: けっこう高額なお品で、DIYするには少々面倒
       虫(G)が発生しないのか疑問
       室外での作業が必要

《サチの意見》
食べ残しや、使った油まで土に入れられるそうなので 大変注目しています!!!
後から追加するモノがないところも簡単で良い。
ただし 本当に虫(G)は寄って来ないのか!? が疑問(T_T)
プランターで作れる “ミニキエーロ” を作って実践してみたいと思っています。

 

6. EM生ゴミ発酵肥料

メリット:   多機能な “EM菌” を使うので、流用性が高い
        土は使わない
        室内で完結する
        完全に密封なので、虫の発生なし、保管中はニオイは無し
       (保管ボックスの中のニオイは発酵した漬物程度のニオイ)
        生ゴミが発酵したら、植物や野菜の肥料として使える
デメリット:  植物や野菜の肥料にする、もしくはそのまま庭の土に埋める
        が出来ない場合は、完成した “発酵肥料” の処分に困る

《サチの意見》
『ゴミとして捨てられるモノに、あたらしい命を吹き込んで再利用する』 にワクワクしてしまう私には嬉しい方法。
肥料が高騰している中、生ゴミ発酵肥料を土に混ぜて、リノベの家の畑や、義理実家のプランターで育てる植物や野菜を育てる堆肥になるのは、一石二鳥です(‘ω’)//
化学肥料を使いたくない私にとっては、うってつけ!!!
EMは、家のお掃除や植物や野菜の活性液として使用しているので材料は揃っています。
また、デメリットの「完成した発酵肥料の処分に困る」については、リノベの家の庭に埋めれば良し✌

 

・・・ ということで
料理のときに出る、野菜くずの処理は、
EM生ゴミ発酵肥料 
を採用してみることになりました。

 

■EM生ゴミ発酵肥料 作りの道具

〇マジックボックス 

出典:amazon.co.jp

生ゴミ発酵肥料を作るためのボックス はいろいろありますが、このマジックボックスは、少し違うようです。

それは・・・
\ボックス自体にEMが練り込まれて作られている/
らしいです。

では、EM って、どんな効果があるのか!?

・腐敗菌の抑制
・有機物の発酵分解の促進
・作物へ生理活性物質の供給

*ここではこれだけをご紹介

これって “生ゴミ発酵肥料”を作る際の心配ごと” が、ずいぶん軽減できるんじゃないかな
と思って、私は マジックボックス を選びました。

ところが
黄色 の本体に のフタ・・・
ボックスにEMセラミックが練り込まれているのでなければ、もう少しシンプルなモノにしていたかも!?

どうしても スタイリッシュなデザインのモノが良い!!! という場合はこちら

出典:amazon.co.jp

お値段は、1ケタ違いますが(ΦωΦ) 9.6リットルと少々小ぶりで、色もシックな色違いもあります。

*このお品本体にはEMセラミックは練り込まれていません!!!

 

〇EMボカシ

出典:amazon.co.jp

EMボカシは、米ぬか・EM活性液(EM1、黒蜜)で簡単に作ることが出来ますが、材料を揃えなくてはなりません。

地域によっては、道の駅やJA、ホームセンターなどで売っているそうですが、リノベの家近くでは入手できなかったので、最初はネットで購入しました。

 

〇発酵上手 EMセラミックパウダー

出典:amazon.co.jp

必須 ではないですが、どうしても 腐敗 に進みがちなので、発酵を促進する資材として有効です。

まだ、真夏の季節を経験していないのですが、いやなニオイなどを発生させない 予防 として使っています。

 

〇新聞紙

新聞紙1枚分 を 4つに折って使います。

これは、マジックボックス11リットルでは、底網が無いため、水分吸収や、分離液を出すコックにボカシなどが詰らないようにするためです。18リットルでは不要です。

 

〇野菜くず

EM生ゴミ発酵肥料 として使えるのは、料理の際に出る 新鮮な野菜 だけです。
肉や魚、食事の残り物や、排水口のゴミなどは使えません(T_T)

 

・ボール

これからは、私のオリジナル・おサボりアイテムです。
切った野菜くずをボカシと混ぜるための ボール です。

 

・はさみ と スプーン

これも必須ではありません。
野菜を包丁で切るのに飽きたので、ハサミでチョキチョキしましたが
後日、ダイソーさんで ハンドル野菜カッター を購入しました。

どんな感じなのか、使ってみようと思います。
スプーンは、発酵上手を入れる時、ボカシを混ぜる時に使います。

 

■EM生ゴミ発酵肥料 作り方

1. 野菜を細かく切る

細かく切るのは “発酵を早くさせるため” なので “それなり” でも大丈夫ですが、あとで植物や野菜の肥料として土と混ぜる際には、野菜を細かく切ったほうが扱いやすいです。

文明の利器 は、要フル活用です!!!

 

2. EMボカシを入れる

EMボカシの量は “ゴマよごし程度”

厳密ではないので、水分の多い野菜だったら多め、夏場は腐敗を予防するために多め、など、やっていくうちに、要領が分かってきます。

基本は ゴマよごし です。

 

3. 発酵上手 EMセラミックパウダーを入れる

発酵上手 EMセラミックパウダー は、必須ではありませんが、腐敗に傾くことを予防してくれるので、私は最初に 小さじ1 を入れてよく混ぜます。

毎回入れる必要はありませんが、入れて悪いコトはありません。

 

4. 新聞紙を敷く

マジックボックスの底に、四分の一に折った新聞紙を敷きます。

*マジックボックス11リットルを使用する場合(18リットルには底網が付いているので不要です)

 

5. EMボカシを敷く

野菜を入れる前に、EMボカシを敷きます。
先に発酵材を入れることで、早く確実に発酵を促すためと思われます。

/これくらいです\

 

6. 野菜を入れる

先に敷いた、EMボカシの上に、野菜を乗せます。
混ぜる必要はありません。

 

7. 追いEMボカシを入れる

入れた野菜くずに、フタをするように EMボカシをふりかけます。
これも量は厳密ではないので、全体に乗る程度で良いかと思います。

 

8. 平らに押し付ける

これは “嫌気性発酵” といって、空気を嫌う発酵の仕方 なので
野菜と野菜のすき間を無くすように、上から押し込みます。

 

9. うちフタをする

空気に触れないようにするために、うちフタをするのですが
私は スーパーの袋 を使っています。

サランラップのようなモノでも大丈夫です。
ここでも、空気を抜くように、上から押し込んでおきます。

 

10. フタをする

ここでも、空気を抜くように、フタをしっかりとします。
この作業を マジックボックスに8分目までなるくらいに溜め ます。

 

11. 日付けを書く

最初に野菜くずを入れた日にちを記載しておくと
その後の作業の目安になるのでおススメです。

保管期間
直射日光を避け密封して1週間(冬場は2週間)

不快感のないニオイ(漬物のような)であれば成功です。

冬場は1ヶ月ほど放置していましたが、夏場の熱さで腐敗しないよう、長期の保管は注意が必要です。

 

12. 発酵液を取り出す

野菜くずとEMボカシを入れてしばらくすると 発酵液 と呼ばれる水分が底に溜まるので、それを定期的に取り出します。

イメージ的に「うわっ!!! 臭いの!?」と思っていましたが
腐敗では無いので不快なニオイはしません

これも、中に入れた野菜の状態や、ボカシの量などによって、出て来る発酵液の量も違います。

こんな色だったものが、2ヶ月後には・・・

痛んでカビなどが生えるかと思いきや、こんな色に変色し
香りは

芳醇なワインのよう

になりました。ビンの中で、熟成していたようです。

これを、500倍程度に薄め、水やりを兼ねて、植物や野菜の 追肥 として使えます。
また、原液から10倍程度に薄めて排水口に流すと悪臭対策になります。

 

■タッパーでも出来る

野菜くずが少量
とか
マジックボックスなどの購入をする前に、ちょっと作ってみたい
の方は、タッパー をおススメします。

作り方は、マジックボックスと同様です。

細かく切った野菜くずを、ボールなどでEMボカシと混ぜ合わせて、タッパーに入れ、空気を抜くように押し込んでいくだけです。

いっぱいになったら  追いEMボカシ を入れて、ラップなどで内フタをして、空気を抜いて保管します。

 

■ジップバッグでも出来る

さらに少量だし、タッパーを使うまでもなく・・・ の場合は、ジップバッグでも出来ます。

これは、一番最初にやった時のモノです。

料理の時に出た 野菜くず を、タッパーに溜めて、冷蔵庫で保管していました。

そろそろ溜まったな~・・・と持ったころに、ジップバッグへ入れ

EMボカシを直接入れます。

口を閉めて、混ぜ込んだら

空気を良く抜いたら保管。

翌日には、同じコトをしてこのジップバッグがいっぱいになるまで溜め込むのですが
ジップバッグの中でEMボカシを混ぜる
・・・よりも
ボールで混ぜたモノをジップバッグに溜め込む
のほうが、簡単でした。

*タッパーもジップバッグも 発酵液 は出ないので
 その分 気持ちEMボカシ多め くらいにしています

 

■生ゴミ発酵肥料を 植木鉢で使ってみる

保管後、フタを開けると 白いカビ が生えることがありますが、発酵によるものなので問題はありません。

プランターなどの古い土:4
EM生ゴミ発酵肥料:1

ほどの割合で混ぜ合わせます
(古い土の状態によって、籾殻や鹿沼土を追加しました)

この時、野菜を細かくして良かった!!! と思った瞬間です。
タマネギの皮など、分解しにくいモノが大きいままだと、その後の作業がしにくいです(T_T)

底石(私の場合は、細かくした木の枝)を入れたら、生ゴミ肥料を混ぜた土を入れます。

新聞紙1枚を折ったモノを乗せ

ビニールの袋などをかぶせ

紐で縛ってフタをします。

 

新聞紙とビニールでフタをするのは、虫が入らないためと、保温と保湿をして発酵分解を促すためです。
日光や雨の当たらないところに1週間~2週間ほど保管します。

フタを開けると、新聞紙が塗れてビッショリになっていると思います。
また、土の表面に白いカビが発生しますが、これは発酵によるモノです。

黒い不織布の鉢で保管したら、外から見ても分かるくらい、黒い不織布に白い模様(?)が現れました(‘ω’)//

 

■今現在の様子

今現在の野菜たちの様子は
上段の3鉢が、EM生ゴミ発酵肥料の入った土が使われていますが、スクスクと育っています。

どのような野菜が収穫出来るのか、楽しみです( *´艸`)

 

◆実際にやってみて

私が EM生ゴミ発酵肥料 作りを始めたのは、年明けです。

必要最低限の道具と材料が必要 となりますが、金額としては大したことはなく
一番大きな出費は、マジックボックスくらいです。

あとは、日々の野菜くずの仕込みですが
私のルールとして
「嫌な時にはやらない」
なので、おサボりの日はジップバッグなどに野菜くずを入れ、冷蔵庫の端っこで保管し
「時間に余裕のある時にやる」
にしていました。

いままでは
温度が低すぎてなかなか発酵しない 
の季節なので 腐敗 の心配は少なかったのですが
これから夏の季節を迎えるので、発酵の状態が変わり、腐敗に傾かないように注意が必要になると思います。

これで
生ゴミの量は劇的に減り
キッチンのゴミ箱のニオイは無くなりました!!!

しかし、まだ排水口に溜まったゴミや、食べ残しがニオイの原因になります。
これらをゼロにするために
これからも模索していこうと思います。

◆おまけ:参考にしたサイト

私が参考にしたサイトをご紹介いたします。

◇☟私が購入したサイトはこちら
EMlife宙

販売サイトはいくつかありますが、お品の値段や送料が若干異なります。
私はこちらのサイトでEM関係の資材を購入しました。

◇株式会社EM研究所
EM生ごみ発酵堆肥の作り方

文章とイラストで分かりやすく簡潔です。

◇株式会社EM生活
EM菌と専用バケツで作る 生ごみ発酵資材

動画でも解説しているので、分かりやすいです。

 

 

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました

また見てくださいね
👋サチ👋