《私のやりたい100のこと》
20.『夢をかなえるゾウ』 ガネーシャの課題を実行してみる
「夢をかなえるゾウ4」で学ぶべきは【死神の教え】
こんにちは サチです。
私には、ほんの数人ですが “この人のお陰で何がが変わった” と思える出会いがあります。
その方々は、私とは真逆のところにいる場合がほとんど。
性格も趣味も、全然違うのだけど、なぜだか仲良くしてくださって
そんなお一人から紹介されたのが、この本でした。
■5年ぶりに新作ガネーシャ
『夢をかなえるゾウ』は、私が知ったときには、1~3巻までが出版されていました。
それを、友人に紹介していただいて、即購入。
そして即読破(‘ω’)
1冊、1冊が独立したお話になっていて、それぞれが違う視点からの切り込みなので、読む方の状況とタイミングで選べばよいかと思います。
すでに、1~3作までは読んだのですが
久々になんとなく “ガネーシャ” について検索してみると
ええっ!?
新しいのが出版されてるの!?
4巻目が出てるんだ!!!
夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神
3作目 ブラックガネーシャの教え から約5年が経過した、2020年7月14日に出版されていました。もちろん即購入です!
■夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神
\ 3時間で一気読みしました /
面白かった~。止められなかった!
(夕飯片づけるの無視したら、娘がやってくれた)
結構なボリュームのように思いましたが、面白くて!
フセンまでしちゃいました。
ドはまりです!
■レビュー
主人公は “よくいる凡人のサラリーマン”
ささやかな生活の中で、奥さんと小さな子供と生活しています。
そこに 「生」と「死」を考える出来事が起き、
「夢をかなえる」と「夢を手放す」ということを知り、実は??? んん? となって
ガネーシャのお話の最後はいつもそう・・・とても切ない気持ち。
そして、そうなのか、と 本質を知る という気づき(気づかない場合もあり)というモノです。
はい、良く分からないレビューですね。
だって、ちょっと教えたくないwww
私のフィルターを通したレビューなどではなく(私に限らず!)
直接あなたが感じればいい。
それが本当の感想だから。
(じゃあ、書くな!ですね。スミマセン)
レビューって、気になるけど、読み手の “読み方次第” で、どうにでも変わり気がします。
でも、解説は参考になりますよね。
この方の解説はとても分かりやすかったです。
心地の良い声と、かわいいイラストで、どんどん引き込まれていきます。
この動画の中で言っている言葉は
「死を直視することが生を輝かせる」
です。
その通りだと思います。
■この本を読んで分かったこと
作者:水野敬也さんは、すごいなー。
本当はガネーシャなんじゃないかなー。
と思ってしまいますwww
じつは、このところとても忙しいので、読みたい本はたくさんあって、山積みになっているのに読めていない状態が続いています。
そんな時に新しい本を買うなんて、ちょっとありえない・・・
どうせまた読めずに積み上げられるだけ、と思っていました。
でも、先ほど書いた通り『この本を読んで分かったこと』は、
私は間違っていなかった
いまはまだ壁を登っているところだけど、このまま登り続けていいんだ
ということ。
「何を言ってるの?」と思われるでしょうが、人それぞれの状況、年齢、立場で、受け取るモノと感じるモノが違う、ということです。
■ガネーシャの課題
今回のガネーシャのお話は 「生」と「死」です。
ガネーシャの本には、毎回タイトルに則した “課題” が出されます。
今回の “課題” は、こちらです。
ガネーシャの課題 20個
- 健康に良いことを始める
- 死後に必要な手続きを調べる
- お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいか夢想する
- 大きな夢に向かう小さな一歩を、今日踏み出す
- 人に会ってわだかまりをとく
- 「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る
- 経験したことの無いサービスを受ける
- 節約を楽しむ
- 思い切って仕事を休む
- 自分の体に感謝する
- 身近な人に感謝の言葉を伝える
- 周囲の期待と違う行動を取る
- 限界を感じたとき、もうひと踏ん張りする
- 両親の生い立ちを知る
- かねてきた夢を思い出す
- 他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ
- 相手の背景を想像する
- 他人に完璧さを求めている自分に気づく
- つながりを意識する時間を持つ
- 喜怒哀楽を表に出す
死神の教え 《人間が死に際に後悔する十のこと》
- 本当にやりたいことをやらなかったこと
- 健康を大切にしなかったこと
- 仕事ばかりしていたこと
- 会いたい人に会いに行かなかったこと
- 学ぶべきことを学ばなかったこと
- 人を許さなかったこと
- 人の意見に耳を貸さなかったこと
- 人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
- 死の準備をしておかなかったこと
- 生きた証を残さなかったこと
■超人気 “夢をかなえるゾウ” の課題を確実に実行するには?
ガネーシャのシリーズは、今回で4冊目。
作者の水野敬也さんは、ガネーシャではなく(当たりまえか!)ものすごくたくさんの偉人の言葉や著書を参考にしていて、それらのエッセンスをとても分かりやすく物語の中に埋め込んでいます。
なので「夢をかなえるゾウ」は、成功本であり、自己啓発本でもあります。
この “夢をかなえるゾウ” は超人気のシリーズです。
実写化されるほど。
では、たくさんの方がこの本を読んで
書かれている ガネーシャの課題 をやって結果を出せた人がいるかというと、恐らく少ない。
課題は実行されていない、がほとんどではないかと推測します。
理由は、ピンとこないから !?
そして、じぶんには出来ない !?
この物語の中で、主人公たちは、相当追い詰められています。
八方ふさがりで、最悪な状況のところに、ガネーシャが現れます。
そして主人公は、やらざる負えない状況なのでやった。
とも言えますが、ガネーシャが手を変え品を変え、なかなか動き出さない主人公に様々なアプローチをします。
それだけ人は、良さそうなコトを人から言われても、なかなかやらない。
主人公のように “どん詰まりにならないとやらない” ではなく、それに出会った瞬間に始めるのが良いのですが、なかなかそのようには行きませんよね。
■ガネーシャの課題20個 よりも重要な 【死神の教え】
じつは、
この『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』の中で大事なのは、ガネーシャの課題ではなく、死神の教え である、と私は考えています。
私は、27歳のとき、ずーっと一緒にいたいと思った人が、突然この世界からいなくなってしまって、結局彼には「愛している」という言葉が言えなかったんです。
だって 明日言えばいい と思っていたから。
永遠に明日がある と思っていたから。
でも、彼のように 明日が突然来なくなることもあるし
いずれにしても、母のように 82年の人生も目の前で終わっていきます。
私って
私らしく生きてる?
私を楽しんでる?
私が死んだあと、長いあいだ会いたかった彼にやっと会えて、二度と離れないように彼がいなくなった後の話をたっぷり聞かせる、といった約束は守れそう?
ガネーシャの課題はいつも正しいし。
実行したなら「お金」「幸せ」「仕事」「恋愛」などを手に入れることが出来るのだと思います。
世界の偉人(成功した人)が言っている言葉だからね。
でも、今回の『夢をかなえるゾウ』は、「生」と「死」がテーマです。
その中でも、死神が言った、この10個の教えは、とっても大事。
私が55年間かけて、やっといま分かってきて、いままさにやっていることがこの本の中に満載でした。
なので、共通点と共感がたくさん。
えー、全然分からない、という方は、大丈夫です。
あなたはとっても幸せである、ということだから。
それはそれで、とっても良いことだと思います。
辛い事など、知らずに過ごせれば、それが一番幸せだと思うから。
でも、なんだか辛くなっちゃった、という方は、大丈夫です。
いま気づいたなら、今日から あなた自身 を生きればいいだけだから。
もしも、死への恐怖があるなら、あなたはまだまだ若くて幸せな証拠。
私のように、私が死んだら迎に来てくれる人がたくさんいる、むしろあっちの世界のほうが私が合いたい人がたくさんいる、の状態ではないはずだから。
それに、この 4 を読めば、死 がどんなものか、ほんの少しでも分かるかと思います。
それでも悶々としてしまう人は、もっとじぶんを楽しむ!!!
とりあえず、ガネーシャの課題をやる前に、死神の教え10個をやっちゃってみてください。
絶対に何かが変わるから。
■夢をかなえるゾウ 4シリーズのおススメは?
「夢をかなえるゾウ」をまだ読んだことがない方は、どうぞ読んでみてください。
こむずかしい自己啓発や、スピリチュアル的な本などではないです。
甘いモノが大好き、たばこを吸って、大阪弁でまくしたてるガネーシャが、友達のお釈迦様や死神を巻き込んで、夢をかなえたいと思っている人のところへやってきては、起こる物語を描いています。
そして、最後はいつもちょっぴり切ない。
4つのシリーズを読んでみて。
どれもそれぞれです。
どこから読んでも大丈夫。
個人的には、偶然にも今やっていることが、ガネーシャの課題や死神の教えと重なっていた
4 ガネーシャと死神
が面白かったですが、シリーズ全体で印象的だったのは、
3 ブラックガネーシャの教えです。
3は、いままでの主人公が男性だったのに対して女性が主人公なんです。
その 3 の中で、どこが一番おススメのシーンかというと、ラスト1行。
どこかで立ち読みすれば、ラスト1行に何が書かれているか分かりますが、そこだけを読んでもダメ。
最初からの最後なので、どうぞ、最初の1行目からを読んでください。
そうすると、ラスト1行を読んだとき、
おおおっーーーーーっと声が出て、目から涙が ボーーーーーっと出ます。
そして「ガネーシャ、やっぱり惚れとったんやん」と思ったりします。
どう?
読みたくなりましたか?
■おわりに
今回の 夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神 は
「生」と「死」、「夢をかなえる」と「夢を手放す」 というサブタイトルのような言葉が付いています。
私は、私が大好きだった人の死後、25年経って最大の私の見方だった両親を亡くし、じぶん自身がじぶんを封じ込めて、とても窮屈なコトに気が付きました。
いま、私が本当にやりたい仕事は、人に死ぬ準備をさせること と言ったほうが分かりやすいかもしれません。もちろん違いますけど。
でも、「死を直視することが生を輝かせる」 であることは、夢をかなえるゾウ4 を読んで、やっぱりそうなんだ、と改めて思いました。
私がこのブログに書いている《私のやりたい100のこと》は、最初は「私が死ぬまでにやりたい100のこと」というタイトルでした。
でも「死」という言葉は、なかなか受け入れられにくい言葉でして、そこでタイトルを変えたわけです。
55年間生きて、それなりの多めの経験をしてきて、いま思うのは、
じぶんらしく生きることが大事
今回、偶然のように、夢をかなえるゾウ4 を読んで、私は じぶんの生き方 と 仕事 について気づきがありましたが、あなたはそうではないかもしれませんよね。
あなたには、あなたの気づきがあるはず。
それは何でしょう?
きっと、何かが見つかると思います。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました
👋 サチ 👋