今の家で7件目くらいでしょうか。
私自身が引越しをしたときを振り返っても、人の引越しのアドバイスをしたときも、トイレの中の棚の作りが充実したものに出会った記憶がありません・・・
《私のやりたい100のこと》
19.プチDIYを楽しむ
【1時間で完成】トイレのつっぱり棒棚を厚みのあるウッド棚風に簡単DIYしてみた
■トイレの棚事情
我が家のトイレの作り付けの棚は、上部に1段だけしか付いていませんでした。
作り付けで、なぜか “たわんでいる” 棚 の下に、よくある つっぱり棒式の棚 を2つ設置しました。
収納されているモノがそのまま見えるのは、見た目的にも、開運的にも良くないので、布をカーテン風に付けました。
引越し以来のままです。
■トイレ掃除は “毎朝” がラク
☝ この通り、私は毎朝トイレ掃除をしています。
『毎朝』ですwww
ボイコット運動をするくらい大嫌いだったトイレ掃除(訳あり)を、この半年ちかく 毎朝 掃除しています。
*このお話は面白いので ☝ぜひ読んでみてください☝
なので、トイレは \\ ピカピカ // です☆
でも、なんだか 暗い んです。
/ トイレが暗い \
照明が古くなったか? と思いましたが、そうではないみたい。
■現状:ダサイつっぱり棒棚
薄暗く感じるトイレの原因は良く分かりませんが、以前から気になっていた、この つっぱり棒の棚 をどうにかしたい!
安っぽいし、なによりも棚の半分は何も置けないし。
と、いっても賃貸マンション。
現物復帰でお返しする、としても、お返しすることが分かっていて、なかなか思うように✋手を付けにくい。
でも、
\ カッコいい木棚 にしたいです! /
絶対に無理だよね。
現実的に、下地の問題とかもあるから、見た目だけで棚を取り付けるのは危険じゃない?・・・・・・
■構想:厚みのあるウッドの棚
はい、無理です。
厚みのある棚は、見た目はカッコいいですが、棚板だけで重い( ;∀;)
最初から棚を付けることを想定していれば下地材を入れているでしょうが、普通はそんなに都合よく下地材は入っていません。。。
棚を設置したところで、いつか落ちてきたとしたら?
棚板2枚がトイレの水洗に落っこちて蛇口部分が割れるか、便器のフタとかが破壊されるか、それだけだったら良いですが、誰かがケガなどをしたら・・・最悪!
さあ、厚みのある棚板風(フェイク)を作ろう! ☜ダメじゃない?
■ホームセンターで材料を吟味する
築40年の実家の一戸建て丸ごとリノベーションを計画中です。
プロにお任せするところはお願いし、でも、じぶんで出来るところはDIYします。
大きなDIYをする前に、小さなDIYをやって、道具たちと仲良くしておかないと!
プロの方々も来るらしい大手のホームセンターです。いろいろいっぱいある!
●プラン
こちらです。
ホームセンターへ行く直前に書いたメモ。
①現状のつっぱり棒棚の上に板を載せる
②厚みがある板であるかのように見せかけるために、手前にフェイクをする
●サイズ
棚板と、手前のフェイク部分の2つのパーツを2ヶ所分。
サイズは(素材の厚みは要検討)
棚板:1000mm x 300mm x → 2枚
厚みを出すフェイク:1000mm x 30mm → 2本
ここで困ったことが起こりました!
建材はたいてい1尺単位
私は欲しいのは 1000mm
でも、ここに並んでいる木材は、910mm、もしくは 1820mm。
これは、どうにもならないです。
1820mm を2枚購入して、1000mm に切り出すことにしました。
●素材
いろいろあります。
素材によって見た目も違いますからね。カッコいいのを選びたいです。
ナラ、桧、パイン、集成材、足場材・・・いろいろあってワクワクします!
が、しかし!
\ どれも 重い!!! /
カッコいいものほど、重い ( ;∀;)~*
このパイン材は 1820 x 300 x 18mm
こんな重さの板をつっぱり棒に乗せたら、落ちるでしょ!というくらい重たかったです( ;∀;)
と、いうことで、
ここは 素材や見た目の良さ で選ぶのではなく、軽さ で選ぶ事にしました。
設置をしても、つっぱり棒が板の重さに耐えられなくて落ちてしまってはダメだからです。
“桐” は軽い、加工が簡単、工作用材に最適
“桐” ➡ “桐ダンス” ➡ “お高い素材” だと思っていましたが、そんなことはありません。
桐の良さは、とにかく軽い。
この 1820mm も、片手で持てるくらいの軽さです。
厚さ13mm も扱いやすそうです。
いいい感じ!
加工しやすい、というのも良いですねwww
桐の見た目
桐は、神棚 などに使われる素材です。
節 も 板目 もたいして無くて、白っぽ~い。ダサ・・・
桐のニオイ
他の木材に比べて、桐は独特のニオイがします(私だけ?あまり好きじゃないニオイ・・・)
ちょっと酸っぱいような・・・
ナラや樫のような『樹』というニオイとは違うと思います。
でも、今回は 軽さ重視です!
手前のフェイク(小口)部分
棚板の種類を “桐” と決めたので、桐の小口があれば良かったのですが、見当たりません。
ここは、サイズと見た目が合えば、素材は特にこだわりません。
●道具
板をカットするモノ
今回は “簡単DIY”なので、カットは自分でしません。
1カット40円 で、このホームセンターでカットをしてもらいます。
くっ付けるモノ
“簡単DIY” なので、ボンドを使います。
お馴染み、木工用ボンド
今回は 速乾性 を使います。
欲しかったんだ! バークランプ
最大口幅100mm、一番小さいサイズです。
いざ築40年のリノベーションが始まったら、こんなサイズのモノは使わないはず。もったいないかな・・・と思いましたが、そもそも、リノベーションの時はこんなモノは使うか?
ということで、このサイズに決定。
と、いうより、今回はこのサイズがベストです。
木工作といえば、サンドペーパー
粒度:#40
どんな粗さなの?と思って、表面を親指でグリグリとやったら、親指の表面が切れました・・・
これは、1000mm の幅が万が一入らなかった場合、それはミリ単位か、それ以下くらいの微妙なはず。
だとしたら、カンナなどで削ることはせず、粗いサンドペーパーでゴリゴリやろう、という計画。
粒度:#180
木のささくれ立ちなどを削る
粒度:#320
塗装をする前に、表面をツルツルにするため
こんなラインナップでどうにかしようと思います。
■組み立て
アイテムが揃ったので、組み立てを始めます。
バークランプが2個あれば足りるかと思いましたが、1000mm の長さだと、もう1つ欲しくなります。
ん・・・仕方ないな。
棚板とフェイク(小口)の 面 が ピタっと 合いません。
板はまっすぐに切られていますが、フェイク(小口)が微妙に歪んでいるのかもしれません。
(なので、バークランプが多くあると強制できるのでいいですよね)
ま、あまり細かいことは気にせず先に進みます。
サンドペーパー #320 で全体をやすったら、完了です。
■設置
現状の つっぱり棒棚の上に乗せてみます。
いい感じです。
でも、よく見ると、つっぱり棒棚が見える・・・
下から見上げれば、見えてしまうのは仕方がないのですが、棚の設置高さを低くして、つっぱり棒棚 が見えにくくします。
どうでしょうか。
■ Before & After
出来ました。
約1時間くらいの作業でした✌
なんだか、明るくなっていませんか!?
桐の白さが反射しているのでしょうか???
■まとめ
●買い物リスト
今回のお買い物合計は
- 桐集成材 1820x300 2コx単1890円 =3780円
- フェイク小口材 2420x30x12 =459円
- 木工用ボンド 速乾50g =149円
- バークランプ100 2コx単379円 =758円
- 布ヤスリ#40 =129円
- 紙ヤスリ#180 =30円
- 紙ヤスリ#320 =30円
合計 5868円(税込み) でした。
棚板は、1820mm の長さのうち 1000mm 使ったので、残りが 820mm が2枚あります!
その分を考えると、総額は約4000円ほどでしょうか・・・
おまけ
クイックバークランプ 100mm 2個組
これは、簡単に使えてとっても便利!
木工作をするときに、絶対おススメです。
今回のようなDIYでも大活躍ですが、お子さんの夏休みの木工作などでは、ぜひ使ってほしいです。
仕上がりが違いますよ✌
●感想
トイレはとても明るくなりました!
家族からの評判も上々です。
やはり、桐の神棚っぽさが気になるので、自然素材の塗料で塗装をしてみたいと思っています。
築40年の実家の一戸建て丸ごとリノベーションは、自然素材にこだわって作りたいので、何を選んだらよいのか、じっくり迷って見ます✌
それと、桐のニオイがやはり気になります。塗装をしてどのように変わるのかも試してみたいと思います。
こんなちょっとな工夫で、こんなに明るくてキレイになるなら、もっと早くやれば良かったと思いました。
おススメです。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました
👋 sachi 👋