2年ぶりに私のモトに返ってきた、🏠実家の片づけが進んでいます。
いよいよ、母の洋服 に✋手をつけることになりました・・・
元洋服店の経営者兼、人気店長だった母は 『売れ行きが悪い残り物』 をしぶしぶ着ると
「店長さん! いつも良い服を一番に取っちゃってずるい!」
と言われてしまう、招き🐱猫店長。
店の前にある信号の向う側で店長と目があうと・・・
スルスルと店内に誘われて、お夕飯を買う💰お金も全部搾り取るほどの売り上げ上手。
強引に売りつけるのではないですよ(笑)
お客さまのお財布が空っぽになるほど買いたくなってしまう商品がたくさんあったという事です。
母がお得意様のお好みを覚えていて、彼女たちに気に入っていただける商品を自ら卸問屋を足で回ってセレクトしてきたからです。
長い間、お客様に愛していただいたことへ感謝するとともに、母を尊敬するばかりです。
・・・と、いうことで、
母の服の量が半端ない!
「売っても良いよ♡」
と、母は『売ればお金になる』風に私に言いましたが、確かに傷んでいないし、日本製の良い服ですが
売れる代物ではないのです。。。
《私のやりたい100のこと》
73.地球にやさしい生活の工夫をする
【古着deワクチン】着ない服は捨てずに “ワクチン” になる仕組みを使ってみた
■着ない服を “ゴミ” 以外で処分したことありますか?(私の経験)
●箱に詰めて査定してくれるところへ送ってみた
ネットから申込みをすると、希望のダンボールを郵送してくれます。
160くらいのサイズだったでしょうか、2箱に詰めて送ってみました。
ノンブランドのものがほとんどでしたが、状態は良いモノばかり。
新品に近いコートも数点あったし値札付きのモノもありました!
バーバリーのショルダーも入れましたよ。
はっ、はっ、はっー。
どうしようかな。
ちょうど主人がネクタイを欲しいって言っていたから、買ってあげようかな—。
と、ホクホクしていたら、見積額がメールで送られてきました。
1730円
はあ!?
ダンボール2箱です!
合計20kgはあったと思います。
1kg = 86.5円!?
桁が間違っていませんか! って金額です。
返送もしてもらえましたが、ガッカリしすぎて、1730円を入金してもらって終わりにしました・・・
●セカンドショップへ持って行ってみた
両手に持てるくらいの量でしたが、そのうちの1つは息子の卒業式に準備したパンツ・スカートセットのスーツ。
新品同様でキレイなお品でしたが『古い年代もの』とかで値段が付かないとか。
数年前のお品が『年代もの』とは・・・( ;∀;)
「お引き取りすることも出来ますけど」
と言われ、セカンドショップに寄付しました。
(でも、値段を付けて売るんだよね! どういうこと?)
知り合いに使ってくれる人がいなくて残念でした・・・
●メルカリで売ってみる
やっています!
ここで私の不要になったモノを出品して、メルカリ内で欲しいモノをこのお金で買って~、なんてことを繰り返しても、こんな感じになっています。
セカンドショップで無料で引き取られたスーツも、メルカリに出していたら、3000円くらいで売れたかも、です。
●居住地域の ”燃やすごみ” として処分
私の居住地区では、衣類は『資源ごみ』として何かに再生されるのかと思ったら『燃やすごみ』として出します。
・・・熱エネルギーにしているの?・・・
いやいや。
にしても、燃やすと二酸化炭素を発生するし。
CO2は地球温暖化の原因となるので削減したいところ。
かといって、メルカリに出品する?
無理!
母の服は、そんな量ではないんです!
この量の洋服を、メルカリに出品するとどうなるか・・・
写真を数枚撮って、説明書きを書いて、出品して、質問や売れた場合を考えてちゃんと管理をして・・・・・
店が1件開けるような量なので、とてもではないけど無理です。
正規の金額で売れるなら頑張りますが、そうでないなら完全に無理。
そもそも、私がお金を出して購入したモノではなく、母のモノです。
💰お金にすることよりも、誰かのお役に立つことを考えよう。
■古着 de ワクチン
そんなことを考えていると、必ずどこかから何かが現れます。
来ましたよ。今回も。
この、大量の母の洋服をどうするか思い悩んでいたところ、Instagram で『古着 de ワクチン』 の広告が入ってきました。
ふーん、、、と思っていると、何度も何度も広告が現れます。
●『古着 de ワクチン』どこが良かったの?
古着の処分については、いろいろな団体がありますが、まずは
私のスマホに何度も登場してきた、古着 de ワクチン を試してみようと思います。
そこでサイトを見てみると・・・
専用回収キット1口につき5人分のポリオワクチンが寄付される
日本国内では厚生労働省が主体となって、ポリオを摂取出来ない子どもはいません。
でも、海外ではそんな予防接種すらできない子ども達もいるわけです。
国内外での雇用創出
専用キットなどの作成に障がい者雇用と、発展途上国内へ服が送られた際の現地雇用が生まれます。
💰お金だけを寄付することは、時として大事ですが “働いてお金を得られる” という場を作るのは、持続可能なヘルプであると思います。
古着の再利用
デザインは古いかもしれないけど洋服としては充分に使える良いモノを、私の居住地域のように燃やしてしまうより、誰かが着て使ってくれるなら、その洋服もまだまだお役目があるはず。
日本では見向きもされない服も、海外の方ならば喜んで使っていただけるんじゃないかな。
母の服はどれも、日本製の良い素材を、良い縫製で作られているものですからね。
お部屋がスッキリ
『服はご縁をつかさどるモノ。新しい出会いを望むなら、古い服を捨てて新しい服を買いなさい!』
と、どこかの開運アドバイザーの方が言っていました。
整理収納アドバイザーとしての私の意見としては、
\ 古くても活用している服ならば良いのです /
私は27歳の時に買った7万円(当時)のアニエスベーのコートをいまだに着ていますし、同じころに買ったショートステイバッグもいまだにお気に入りです。
でもね、
使わなくなった服は、どうぞ手放してあげましょう。
“処分” ではなく “手放し” です。
私へのお役目を果たしてくれたモノに、感謝を込めて手放してあげます。
着ない、使わないのに、いつまでも押し入れの奥にしまい込んでいては、活躍のチャンスを奪っている事になりますからね。
以上が 古着 de ワクチン のウェブサイトより、古着 de ワクチンでできること の4つを引用
Webサイトが見やすかった
は、そんなこと? ですが、大事なところ。
シンプルに分かりやすくないと、見る気になりませんからね。
第3回ジャパンSDGsアワード特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞
だ、そうです。
ジャパンSDGsアワード は、外務省で設けているものなんですね。
活動報告をしている
ちゃんと活動されている団体であるかどうか、を調べるもの大事です。
それらしい雰囲気の写真を掲載されているだけでなく、年単位の活動をどのようにしているのかが見えるようにしていること。
●『古着 de ワクチン』申し込んでみる
ネットから “専用回収キット” を購入
古着 de ワクチン のサイトから、専用回収キット を購入します。
専用回収袋 ×1枚 = 3300円
この金額には下記が含まれています。
- 専用回収袋(25kgまで / Tシャツが100枚入ります!) ×1枚
- 佐川急便集荷料金
- 送料
これ以外の支払いはありません~👍
この金額ってどうなの・・・
この専用回収袋には25kgまで入れることが出来ますが、20kg以上30kg未満は 160サイズ となります。
私は東京都に住んでいるので、古着 de ワクチンセンター のある千葉県までは、通常は下記の配送料がかかります。
出典:佐川急便 飛脚宅急便料金表より
3300円 ー 2068円 = 1232円 →手数料、ってところでしょうか。
洋服を送ったところで、そこから先の作業もあるので、1232円 がどのような金額であるのかは、んー、なるほど、、、くらいの認識しか無いのですが、こんなもんでしょうか。
専用回収袋が自宅に届く
ネットで注文してしばらくすると、専用回収袋が自宅に届きます。
入っていました。専用回収袋。紙ですね。
配送用の伝票も入っています。
宛先などは印字されているので、送り主である自分の情報を書き込むだけになっています。
専用回収袋を広げてみる
専用回収袋を広げてみると・・・
私が隣に立つと、こんな大きさです!私がすっぽり入る大きさ(笑)
『Tシャツが100枚入る』そうです。
紙は2重になっているようで、丈夫にできている感じです。
専用回収袋に入れるモノ
何を送れるのか、送れないのかは、古着 de ワクチン のサイトをご確認くださいね。
今回は、母の洋服を送ります。
送る洋服を選別する
送る洋服について
大事なポイントは『誰かが使えるモノを送る』ということ。
汚れ・シミ・破れ などがあったら着れませんよね。
送るモノの基準 としては
『どこの国の 誰が使うとしても、胸を張って自分の名前を申し出せるモノ』
と考えれば分かりやすいでしょうか?
汚れやシミがある洋服を「私が送りました!」と言えないですよね・・・
専用回収袋に洋服を入れる
けっこうな大きさの袋なので、口の部分を15cmほど折り曲げておくと、口の部分がヒラヒラすることなく、洋服が入れやすいです。
見るからに汚れやダメージのあるモノは省きましたが、もう一度、1点1点たたみながら、洋服の状態をチェックしていきます。
フタを閉める
いい感じに入れられました。
この 専用回収袋 には『こちらの銭まで入れられます』というラインが書かれています。
!!!
『中身が重くなるので、玄関で詰めると楽です』
!?
ここって、2階です・・・
失敗した!
重い専用回収袋を、1人で狭い階段を1階まで降ろすのか・・・・・と絶望しながら、フタを閉めようとしたところ。
し、閉まりません。
欲張って入れすぎ、です・・・
数枚減らして、透明ガムテープを長めに3カ所止めます。
さらに、3カ所。
海外へ郵送するときのように、斜めに折った部分にもしっかりとテープを貼ります。
専用袋は紙製ですが、おそらく相当丈夫に作ってある様子。
発送する際の心配は、口が空いてしまうこと。
テープは クラフト(紙製)ではなく、透明テープのような切れにくいモノが良いと思います。
さて、、、
1階に降ろします・・・
ここで、佐川急便さん(古着 de ワクチン指定)へ電話をして回収してもらえば終了!
佐川急便さんに何か言われたら・・・
「これ、紙なんで万が一破けても、保証は致しかねますが大丈夫ですか?」
佐川急便の感じの良いお兄さんに言われました。
そんな時は
専用回収袋に同梱されていた、これを見せると良いようです!
・・・さすが、古着 de ワクチン!
今回、私は洋服を送ったので、袋が破ける心配は無いと思っていますが(袋は相当丈夫!)中に入れるモノによっては、破ける可能性もあります。
先がとがったモノや、角のあるモノなどは、柔らかいものに包むなどをしたほうが良いですね。
割れる心配があるモノなども、一緒に送る洋服で包むなどの工夫も出来ますよね!
■古着 de ワクチン を使ってみた感想
母の洋服は、どれもほとんど数回しか着ていないものばかりです。
洋服店の店長でしたから、マネキン替わりだったんです。
でも、マネキンに着せたり、ハンガーにかけるよりも、動く人間である店長(母)が着ると、良く見えて売れるんですね。
売れてしまって店頭に無い服を、店長としてはいつまでも着ているわけにはいかなかったので、とっかえひっかえ洋服を持つことになり、傷んでいないので捨てることはなく、たっぷり溜まっていった、というわけです。
でも、何年も(何十年も?)前のモノ。
デザインも柄も、いまの人は見向きもしないでしょう。
かといって、燃えるゴミ として処分してしまうのは違う気がしていたので、出会った 古着 de ワクチンを利用してみることにしました。
今回は、2袋を送りました。
3300円×2=6600円
どこかの国の、子ども達のために役立ってもらえれば幸いです。
と・・・
こ・・・
ろ・・・
が・・・
まだこんなに残っています!!!
10袋~
3300円×10袋=33000円!
この家は、母から相続したものですが、姉と弟に金銭を取られたので(彼らは遺言書に名前は無かったですが)、私にはほぼこの🏠家が残っただけになりました( ;∀;)
まだまだ、家に放置されたモノの片付けと、弟が破壊したこの家の修復にもお金がかかるので、
古着 de ワクチン は、こんな感じです。
後の洋服は、別な団体に寄付してみても良いかと思います。
どこか、良い寄付する先が見つかったら、また投稿しますので、見てくださいね✋
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました
sachi👋